2002年12月14日更新

[ 最近の更新とお知らせ ]

 次女江実が天国へ行ってから二年経ちました。

 早いものです。

 江実が生きていたとき、私は仕事以上の義務感と熱意を持ってホー ムページを作って江実の状況を報告していました。
 そのホームページの内容と合わせ、当時書けなかった事柄などをかなり書き足 して、本として出版しました。

 インターネットはリアルタイム性がとても優れたものです。
 しかし、一過性の感 が拭えません。
 本になったことで、江実の存在を長く本棚の片隅に覚えていただけるようになったと思っています。

 今回の出版のために、何度も読み返して、自分の家族のことながら「すごいよなあ」 と感心してしました。
 江実が死んだ時は「何事にも腹が立たない聖人のようになってしまった」のです が、 すぐに「つまらないことでくよくよイライラする凡人」に戻ってしまいました。
 そんな凡人になった自分が、この本を読むと自ら元気付けられます。
 限られた時間の人生でもきらめくことはできる---。

 是非、お手元に一冊、また、ご友人にもご紹介ください。

[本のタイトル、出版社など]



[ 目次 ] ペンネーム「勢川びき」のホームページです。

がんばれ、江実

   次女「江実」は1歳1ヶ月の短い人生でした。(1999年9月15日〜2000年10月24日)

 アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコの近くのUCSF(カリフォルニア州立サンフランシスコ大学病院)で産まれ、人生の8割をUCSFで過ごしました。
 江実は重い心臓障害と胆道閉鎖症という肝臓障害と戦いました。数回に及ぶ心臓手術と肝臓手術を経て、心臓移植・肝臓移植への道を目指して歩んでいました。

 この娘のおかげで、それまではなかなか考えない様々なことに想いをはせるようになりました。

 私は「がんばれ」という言葉が好きではありません。でも、この記録では毎回どうしても「がんばれ」と書いてしまいました。江実の人生に付き合った「預言者(言葉を預かって喋るだけ)」としての私の語彙能力では、「がんばれ」以外の言葉がどうしても見つかりませんでした。

 江実は本当に頑張りました。もう頑張らなくてもいいからね。
 頑張らせ過ぎたのかも・・・というのがいつも頭にこびりついています。


勢川 びき 自己紹介

今年9月までアメリカ・カリフォルニア州に住んでいました。今は横浜在住。出身は神戸。 家族は妻と娘です。
仕事は企画みたいなもの。オフィス機器メーカーに勤めています。

Short Short

小説現代にほぼ毎月投稿していました。一年近く休筆して、2001年春に3ヶ月連続で投稿してみましたが、まったく予選にもひっかからなくなってしまい、嫌気が刺し、再休筆中です。98年ごろは予選通過率5割を誇っていたのに・・・
印は入選作です。2万円もらいました。
印は予選通過(と思われるもの)です。
(New)はまだ選考結果が発表になっていないものです。
(☆X点☆)は私のお気に入り度合いです。


童話


滅多に役立たないアメリカ生活情報

もしかしたら役に立つこともあるかも・・・。

頭が びきびき

 ちょっと気がつかない視点にこだわった私の論文(のつもり)です。
 読んでいただいて、もし「なるほど」とか「今度、酒の席でのネタに使おう」とか思っていただければ、幸いです。

  • No.6 相対性理論的文化 (2001年4月8日)
  • No.5 新・本能 (2000年5月28日)
  • No.4 ツアラトォストラはドリーで死んだ (2000年2月6日)
  • No.3 生きている (2000年1月29日)
  • No.2 オウムと赤穂浪士 (2000年1月15日)
  • No.1 会社の存続と創立記念日2000年 (2000年1月2日)

  • ご意見・コメントは、 segawabiki@yahoo.co.jp に送ってください。
    (勢川びきの正体を知っているアナタはいつものメイルに送ってください。)
    これまでに見てもらった回数(2000年5月15日ごろから)=