勢川びき
2000年5月28日

No.45 「だいぶ身軽に」

 術後沢山つけられていたチューブやセンサーが大分減って、だっこもできるようになりました。まだ両手にIV(点滴)されていたり、鼻からの酸素補給はされていますが。
 (写真はおかあさんにだっこされている江実。鼻のチューブを固定するためにハート型のテープが少し大き過ぎる?看護婦さんがわざわざリボンもつけてくれました。)

 手術と術後しばらく胸を開けていたため、カビの一種のカンジダ(真菌)に感染してしまい、二、三日高熱が出ましたが、昨日から治まっています。抗真菌剤を投与していた時は機嫌が悪くて大変でした。「機嫌が悪いのも良くなってきている証拠」と医者はあまり真剣に捉えてくれません。確かに術後しばらくは意識もなく、どてーと寝ているだけでしたから。

 術後はとても弱っていた左心室の機能も大分快復してきたようです。ただし、今回の手術によって手術前よりも心臓の機能がよくなったかどうかはまだ分かりません。

 久しぶりに測った体重は4.6kgでした。まだ点滴のための器具や色々ついた状態ですので正確ではないでしょう。思ったよりは体重は減っていません。でも、顔や手、そしてお尻は確実に細くなったように見えます。皮が余って両目とも二皮になっています。四日ぐらい前から鼻からのチューブでミルクを再開たところです。徐々に体重は増えていくと期待しています。

 今日はとてもよく動いていました。人がいる方に首を回したり、手を動かしたり。
 毎日会っていても、必ず「今日はこれができるようになったね」という発見があります。

 がんばれ、江実。

 まだ出ない笑顔を楽しみにしているよ。



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