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勢川びき
1999年11月13日

No.18「チーズからの脱出」

 今週は、私が病院を訪れる時間が深夜であることが多く、江実の寝顔だけをボーっと見つめて帰宅する、という日が多かったです。それでも時々はタイミングよく起きている時があり、抱かせてもらって江実に見つめられながら鼻歌を歌ったり、意味がないおしゃべりをしてたりしました。

 夜の暗い病室で見ても、少し江実の黄色さがマシになってきているのが分かります。特に白目の部分が大分よくなりました。ウンコも黄色くなってきました。黄疸症状を表すビリルビンの値が、肝臓周りの手術前より少し良くなりましたが、ゆっくり快復しているので血液検査は一週間に一度だけとのことです。

 手術前は本当に全身黄色くて、かつ、ミルクがうまく消化されていないのか、チーズのような匂いがしました。まさに色も匂いもチーズそのものでした。

 ICNの同じ部屋には4つのベッドが置いてあり、どんどんと患者が変わっていきます。江実がもっとも長いベテランですが、状態が一番安定しているので、看護婦さんはあまり相手にしてくれません。とってもいいことですが・・・。周りは緊張感のあるセンサーの警告音や、突然の様々な処置でいつも慌しい雰囲気です。


 先日、大きなベッドに変わったので、ベッドの上におもちゃを置くことができるようになりました。今日はテープレコーダーから小さなアメリカの童謡が流れていました。この江実のベッドの空間だけを見ていると、とても病院とは思えません。

 ミルクは3時間ごとに57ccとなりました。でも、疲れるらしく、哺乳瓶からは10cc程度です。
 体重の減少傾向は止まり、徐々に増えてきています。今日は3120gでした。

 全ての兆候が徐々に快復してきていることを示しているように思えますが、期待をしすぎないよう、静かに江実を見守っていくつもりです。

 頑張れ、江実。たっぷり寝て、元気になるんだよ、江実。

*写真は本日(11/13)撮影


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