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<< 第1回>> 勢川びき 2000年1月15日

会社の存続と創立記念日2000年

 会社で働いているアナタは、何のために働いていますか?

 もちろん、「家族のため」とか「給料をもらうため」とかが本当の理由でしょうが、そうではなくて、「会社であなたがやている仕事は何のためですか?」という質問です。
 大きく言えば、「会社のため」でしょう。
 では、会社はなぜ、アナタに働いてもらいたいのか?
 利益をあげて、給料を払って、税金・配当を払うためです。でも、大抵の会社はそれだけではなくて、「会社を存続させるため、また、会社を大きく拡大するため」にアナタに働いてもらっているのです。
 では、何故、会社は「存続・拡大」しなければならないのか?・・・この答えは突き詰めて考えていくと良くわからなくなります。創業者社長であれば「自分が作った会社だから。名前も残したいし」と言うでしょう。でも、何世代にも渡り「存続」し、「拡大」することにどういう意味があるのでしょうか。
 まあ、一つの答えは「株主のため」でしょうが、それはここでは触れないことにします(私には言い訳にしか聞こえませんし)。
 たぶん、殆どの会社の社長もよく分からないまま「存続!拡大!」と号令をかけているのでしょう。


 一方で、会社を「世代/時代を超えた団体/グループ」として捉えると、とんでもなく長い間「存続」してきたグループがあります。宗教です。宗教の場合は、布教と称して「拡大」に対するエネルギーも並々ならぬものがあります。
 今年はミレニアム。2000年です。言ってみれば「株式会社キリスト教、創立2000年記念日」を世界中で祝っているようなものです。2000年・・・スゴイですよ、これは。
(厳密にはキリスト誕生から2000年で、キリスト教2000年と違う、という細かいことは置いておきましょう)
 宗教には人間が根源的に抱える様々な欲求をうまく包み込めるシステムが含まれています。ですから、これだけ長く、人が代わっても延々と続くのでしょう。

 現代の会社のシステムは、誕生してせいぜい200年くらい。
 さて、いつまでもつのかな?もつ必要もあるのかな?


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